シーザリオ世代の桜花賞馬。桜花賞はどっち乗る?で福永はこちらを選択。結果、勝利。
で、今では割と当たり前だが、桜花賞馬がオークスをパスするという選択をしてNHKマイルカップに向かった。
結構当時は「桜花賞馬が、、、」とか「男馬には勝てないでしょ、、、」的な意見が多かった記憶がある。
結果は完勝。2着もデアリングハートと桜花賞3着馬。
この世代、実は母としての結果が結構凄い。
シーザリオは言わずもがな、秋華賞馬エアメサイアはエアスピネルを、デアリングハートの孫にデアリングタクトが、オリエントチャームからはペルシアンナイトが、ディアデラノビアからは複数の重賞馬が、他アンブロワーズ・ショウナンパントル・ジェダイド・コスモマーベラス・ロフティーエイム・・・等々、近年の活躍馬が目立つ。
このようなレベルの高い世代の桜花賞・NHK馬で秋華賞2着馬。そんな中でラインクラフトはダイワメジャー辺りとマイル路線ではガチンコで好勝負していた馬でそのスピード能力は間違いなく世代トップだった。
母父エンドスィープはどう見積もっても失敗している(エンドスィープが強く出過ぎるからか?)のだが、このラインクラフトのスピードが素直に産駒に受け継がれていたら、シーザリオのように強い馬を、もしかしてシーザリオ以上に出していたと思えるんだよな、、、。
結構好きな馬だったので急死はショックだった。その後、サンアディユとアストンマーチャンも急死して、牝馬短距離は、何か呪いのようなものを感じた。カノヤザクラもそうだし、スリープレスナイトも産駒1頭残して他界、、、。
カレンチャンでその呪いは無事解けるんだけど、、、。
アスクビクターモアの熱中症で他界の一報を知り、思い出してしまった馬。
お馬さんはとても繊細だ、、、。