名前がまずカッコ良い。グラスワンダーの2年目産駒。栗毛でサクラの勝負服がとても似合っていた。
クラシック候補生だったが、本番では見せ場すらなく敗退。このままフェードアウトすると思いきや、若き福永に導かれ戦績が向上。
個人的にこの馬のハイライトは「オーストラリアT」。オーシャンエイプスに鼻差負けたレース。馬券が当たったというのが一番だが、直線の2頭の追い比べはテレビ越しでも見応えがあった。
その後も活躍しているのだが、あまり記憶にない。多分馬券で当たらなかったからだろう。
当時サクラ軍団はサクラ○○の自社種牡馬を重んじて苦戦している真っ只中。サンデー系一流種牡馬をあまり使わなかった記憶がある。
結果、サクラ軍団は衰退の一途を辿っていく・・・。
そんな中で久々に現れた大物感がサクラメガワンダーにはあった。
なんとなくその儚さが堪らない競走馬だった。