菊花賞と天皇賞・春を2着しているので実力は相当あった。世代レベル高めの上級馬という感じ。
この馬の何が思い出深いかというと、この写真にもある「メトロポリタンS」の走りが凄かったから。
このレース、現地のゴール前で観戦した。雨が降ってはいたが良馬場発表。でも弱い雨ではないので馬場は決してパンパンという感じではない。
そんな中の直線でのアルナスラインの走りが凄まじかった。割とゴール板前あたりで見ていたのだが、アルナスライン1頭が直線を真っ直ぐ走っていた。他の馬は右へ左へフラフラしていた中で、、、。
その走る姿がまるで「重戦車」のようで、フォームがブレず、グングン伸びてくる姿は非常に格好が良かった。馬体も雨に濡れた漆黒の巨躯が、北斗の拳の黒王のようで本当に格好良かった。
そんな強烈な印象を残してくれたので、その後の馬券はいつも中心。しかし、一度も良い思いをした記憶はない、、、。
きっとあのメトロポリタンSでどこかを痛めてしまったのだろうな、、、それ位、あのレースのアルナスラインは今後の飛躍を感じさせるレースであった。