良い馬体の原点・カネヒキリとサンライズノヴァ

カネヒキリ

言わずと知れたダートの名馬。それまでかなりの数の競馬場に足を運んでいたが、そこまで馬体をマジマジと見た記憶がなかった。

このJDDに行った目的も「好きだったジェニュインの息子ドンクールが無敗でダート頂点を目指す」と言う物語に惹かれて現地観戦した。

大井競馬場のパドックの一番前の位置で周回する馬達を見る。

もちろんお目当てはドンクールだが、カネヒキリが自分の目の前を通った時(地方競馬のパドックは中央と比べて間近で見られる)、その馬体の迫力に度肝を抜かれた。

*写真からでも血管が浮き上がっているのがわかる



特に目を引いたのは、「全身に浮かび上がる血管」「異様に大きく肥大したトモ」だ。


ドンクール他は皆同じような形だが、カネヒキリだけが圧倒的に別の馬。ムキムキのマッチョなのだ。

「これが走る馬の馬体なのか、、、」

とその時に記憶されたカネヒキリの馬体が今の一口選びのベースにあると思う。

レース結果はご存知の通り、、、その後の活躍もご存知の通り、、、


そのカネヒキリの記憶を元にこれまで出会った中で最高の馬体であったのがサンライズノヴァだ。



サンライズノヴァ

栗毛で大型馬で非常に見栄えのする馬であったが、それでもパドックで見たそのトモのデカさに「これは凄いな、、、」と思ってしまった。

分かりやすいくらいのスーパーマッチョな馬体は、そのパワー故か不器用なレースしか出来ず、競走成績はカネヒキリと比較すると残念な内容。だが、種牡馬入りしているとのことなので、その馬体が産駒に遺伝されれば、ちょっと楽しみな存在になると思っている。

*異様に盛り上がっているトモ。前駆もモリモリ。

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